亡くなった人を思う。
星野富弘さんが先日(4月28日)亡くなりました。昭和21年生まれで78歳でした。明石の中学校で教育実習の学生を担当しました。教育実習が終わったとき「お礼に」本をもらいました。星野富弘さんの『風の旅』という本でした。40年近く前のことです。「星野富弘さん」という人の存在をはじめて知りました。あれからずっとぼくのこころに住んでいる存在です。「星野富弘詩画展」が神戸のデパートでひらかれたときは時間をかけて原画を見ました。というか、原画を見る人がみんな詩を読みます。人の流れが遅くなり、列がなかなかすすみませんでした。星野富弘さんのことはネットにゆずります。この国の多くの人の〈こころ〉を「やさしくつつんでくれる存在」です。星野富弘さんの死亡ニュースを見て「そうだなあ。だんだんみんなが居なくなるなあ」。いま早乙女勝元...亡くなった人を思う。
2024/05/15 21:02